「Knowledge navigator(ナレッジナビゲーター)」をご存知ですか?
Appleが1988年に20世紀中に実現すると発表した未来のコンピューティングのコンセプトムービーです。
当時のAppleは、創業者のスティーブ・ジョブスが自らペプシからヘッドハントしたジョン・スカリーにAppleを追い出されてしまったところでした。
ですから、このコンセプトはジョン・スカリーの作成したものになります。
Macintoshは世にありましたがパソコンの主はMS-DOSの時代でした。
僕が当時勤めていた会社は、1990年にAppleとビジネスを始める事となり、当時のアップルジャパンの社員の方から、「Appleはこういう世界を作るんだ」とこのムービーを自慢気に見せられた事をよく覚えています。
正にSF映画の世界ですが、いつしか自分もそんな夢にはまってしまっていました。
それから27年、ジョブスは、Knowledge navigatorは自分が作ったコンセプトでは無いので嫌いだという話もありましたが、僕には、「自分(ジョブス)ならもっとクールなものを世に送り出してみせる」と言う感じで挑戦し続け来たのでは無いかと思います。
それまでのMacにもKnowledge navigatorのコンセプトは埋め込まれてきましたし、iPhoneやiPadのインターネットに接続できる携帯機器の登場、特にSiriと言うAIの搭載で、ユーザーを支援するエージェントに一気に近づいて来た感があります。
1990年に刷り込まれた言葉の一つに「Computer for lest of us」がありました。
Macは「残された私たちのコンピューター」と言う事です。
初めてパソコンを世に送り出したAppleでしたが、その後はIBMにシェアを奪われた中、Macを発売しました。
日本ではNECの98シリーズ全盛期です。
今では当たり前のマウスを使った操作は、キーボードでコマンドを打っての操作より簡単に使えるコンピューターと言うキャッチコピーでした。
そのコンセプトも今のAppleの製品に埋め込まれていると思います。
自分がiPhoneやiPadを使いこなしているとは思いませんが、Knowledge navigatorとComputer for lest of usのコンセプトの元、少しでも生活や仕事に役立つ使い方を見つけて、ご紹介していきたいと思います。
最後に、YOUTUBEにあるKnowledge navigatorのビデオ(約6分)をお楽しみください。
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昨日URLを教わったので、
iphoneからアクセスしましたが、少し読みづらくて・・・・
今日はMacから訪問しました。
Knowledge navigator 面白かったです。
学生の頃2001年宇宙の旅をみて心に残っている私と同じですかね。
たくさんのカテゴリ作っていただいていますが
・コンピューター・愛用品紹介部 ・歴史の会・自動車・Work Style ・・・
とか続きが読みたいです。またお邪魔します。
bhaktiさん、ありがとうございます。
iPhone、読みにくいですか?
テンプレートなので大丈夫かと思ったのですけど、研究してみます。
なかなか続きが執筆できていませんが、頑張りますのでご期待ください。