新垣結衣さん、ガッキーは僕のお気に入りの若手女優です。
現在29歳の彼女、親心で見ていると言うわけでもありませんが、自分の子供と言える年代です。
出会いは、2007年の「パパと娘の7日間」でした。
舘ひろしさん演ずるパパと入れ替わる高校生、10年前と言うとちょうど感情移入できる感じで見れる時で、それ以来、父の目で見てしまう女優さんとして存在しています。
それまでも見ていた「ドラゴン桜」や「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」にも生徒役で出ていたのを知ったのは、後の事でした。
よく年一気に「コードブルー」で研修医になってしまいそのジャンプアップに驚いてしまいましたが、「リーガルハイ」「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の忘備録」と年齢に相応しい役を演じてきました。
昨年の「逃げるは恥だが役に立つ」の大ヒットは記憶に新しいところです。
そんなガッキーの映画「ミックス。」を、「ブレードランナー2049」が封切られていたにも関わらず観てしまいました。
先のドラマの中でも一番気に入ってる「リーガルハイ」の脚本を書かれた古沢良太氏の作品と言うのも、理由の一つです。
ガッキーは卓球クラブを営むお母さんに英才教育を受けた元天才卓球少女。
瑛太さん演じるこちらは元プロボクサーと混合ダブルスを組んで、閉館しそうな卓球場の再建を目指すと言うラブコメディです。
そんな流れですから、ストーリー的には分岐点での選択もわかりやすく、予定調和の中でハマっていく感じで良かったです。
脇を締める共演者も、広末涼子・遠藤憲一・田中美佐子・瀬戸康史・真木よう子・小日向文世・蒼井優、そして、相変わらず意外な登場の生瀬勝久と多彩です。
クレジットを見ていたら石川佳純選手を始め選手も何人か出ていたようですが、気付きませんでした。
これから見られる方は、注目してください。
神奈川県の卓球大会の物語なのですが、出てくるローカル線はどう見ても千葉の小湊鉄道。
僕の知る限り1両で走っていると思うのですが、ここでは2両連結されていますので、鉄道ファンには珍しい映像になるのかもしれませんね。
そして舞台となる「フラワー卓球クラブ」は岩槻のレストランのようです。
子供の頃よく通っていた卓球場を思い出し、懐かしく感じました。
今は卓球人気も高いですが、あのような町の卓球場、まだあるのかなぁ〜。
あと、瑛太は工事現場で働いているのですが、これが時が経つにつれ出来ていくんです。
ストーリーの中で違和感がないのですが、撮影期間を考えたらCG技術はすごいですね。
と言うように、「時間があるからガッキーでも観るか!」と言う感じでシニア割で寄ってみたら、意外にハマっちゃったよと言う「ミックス。」でした。