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ケント・ギルバートさんに教えてもらった「GEISHA」TUNA

「世界まるごとハウマッチ」と言う番組を覚えていますか?
改めて調べてみると、1983年の4月からスタートして7年続いた番組です。
その1年半前からスタートしていた「なるほど!ザ・ワールド」と共に、バブルの時代に世界のトピックスを教えてくれる番組でした。
司会は大橋巨泉さん、石坂浩二さんがかなりの博識なんだなと言う思いと共に、流暢に日本語を話す外国人が結構いるんだなぁ〜と思いました。
ケント・ギルバートさん・ケント・デリカットさん・チャック・ウィルソンさん・マーティー・キナートさんやクロードチアリさん、そしてイーデス・ハンソンさん等々、出ていた方のリストを見ると印象に残る方が多くいます。
その中で、ケント・ギルバートさんは今でも日本でご活躍されています。

「GEISHA」はあの有名缶詰メーカーのブランドだった

最近、それ程テレビではお見かけしないケントさんですが、YouTubeの番組にはよくお出になっています。YouTubeのある番組の中でケントさんが紹介していたのが、今日のテーマのゲイシャブランドのツナ缶です。「ツナならゲイシャですよ」とケントさんは言われてましたが、僕も初めて知りました。このゲイシャ、正確には「GEISHA」ですが、歴史は古く1911年にキングクラブミートの缶詰を発売したのが始まりだそうです。100年を超える歴史ですね。しかも、この「GEISHA」ブランドを立ち上げたのは、野崎兄弟なのだそうです。野崎兄弟は1893年に野崎産業を作り、日本産タラバガニ缶詰の輸出を始め、それが「GEISHA」ブランドとなった訳です。野崎と聞くとすぐに思い浮かぶのが、ノザキのコンビーフですね。 もちろん、その野崎です。第二次大戦中は敵国資産として「GEISHA」ブランドが接収されたりしましたが、1963年に返還を受け今でも販売が続いています。ちなみに、野崎産業は1999年に川鉄商事と合併し、川商フーズとして現在に至っています。

川商フーズ株式会社のホームページ

ケントさんのレシピで作るツナサンド

番組の中で、麻布のナショナルマーケットで売っていると言われてましたが、僕は田園調布の環八沿いにある同じ系列のお店で買いました。デパートや輸入食品店でも探してみてはいますが、今のところ見つけられていません。

「GEISHA」のツナ、缶を開けるとこんな感じです。

ちょっと懐かしい感じがしませんか?今ではフレークがほとんどですが、缶に書かれているように、ソリッドタイプです。さらにポイントは、「IN WATER」とあるように水煮なんです。今、普通のツナ缶と言ったらオイルですが、水煮はさっぱりしてて美味しいです。成分を見ると、100g当たりのたんぱく質は23.3g、ノザキのコンビーフが20.9gです。炭水化物は0.1g、そしてカロリーは156kcal、コンビーフは243kcalです。高タンパクで低カロリー低炭水化物と、ダイエットにも最適です。

お皿に開けるとこんな感じです。更に固まり感がわかりますね。

ケントさんは番組内でツナサンドを作っていたので、僕もチャレンジします。
アメリカンなサンドウィッチを作るのに欠かせないのが、「Best Foods」の「 REAL Mayonnaise」です。ケントさんも使ってました。このリアルマヨネーズ、アメリカ産なのに、大さじ一杯13gでカロリーは90kcal、炭水化物は0gなんです。更に、気になるコレステロールは5mg、塩分も90mgとヘルシーなんです。

大さじ一杯よりちょっと多めだったかな?

フレークではないので、和えても大き目になります。

レタスを敷いたパンの上にツナを載せます。

このパンはローソンで売ってるブランパン。
以前は6枚切り3枚で売られていたブランパンの食パンが、11月の新製品から8枚切り4枚に入りになりました。サンドを作るには、8枚切りの方が嬉しいですね。1枚当たり122kcalで糖質は13.4gです。一般的な食パンのデータを見ると118kcalで糖質は20gとあるので、30%糖質がカットされています。

ケントさんはここにピクルスを乗せていたので、僕も真似してみました。
1本の半分を薄く切って挟みました。

「GEISHA」ツナサンドの完成です。ツナを100gは使っていませんが、100g計算で総カロリー約500kcl、糖質は約30g。タンパク質も多く、バランスが取れた良いメニューですね。

お味の方は、フレークのものと比べてツナが大きいので、ツナの味がしっかりします。またピクルスがいいアクセントになりますね。ケントさんは一口食べて「これでしばらくアメリカに帰らなくてもいいよ」と言われてましたので、アメリカンなお味なんでしょうね。

ただ、この「GEISHA」ツナ、200gで400円と普通のツナ缶よりちょっとお高いです。
よく見かける3缶パックは70g だと思うので、100円くらい高い感じかと思います。
ツナフレークの水煮缶はスーパーでも売っています。
オイルより水煮の方がツナサンドでは美味しいと思います。
「GEISHA」は無くとも、水煮缶でのツナサンド、試してみてください。

ケント・ギルバートさんのツナサンド実演  ツナの部分は29分45秒辺りから

「GEISHA」はアマゾンでも買えます。

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