安倍総理大臣が持病の悪化により辞任されました。
その安倍さんが2013年に、再び総理大臣に就任された後の国会で、マイナンバー制度は成立しました。
もともとは、民主党政権の野田総理の時に国会に提出されましたが、解散により廃案になった法案を手直ししたものだそうです。
ですから、一部野党は反対しましたが、自民・民主を中心にかなりの数の賛成を持って成立した法案でした。
私たちの手元にマイナンバーが送られてきたのは2016年だったでしょうか、その時から「マイナンバーカードを作りましょう」とは言われていましたが、持っている利点がほとんど感じられませんでした。
自動車の免許証をお持ちではない方にとっては、顔写真入りの個人証明書になるのでレンタルビデオショップの登録で使える、と言うような笑える紹介もされていました。
結局、会社に報告する以外に接することもなかったマイナンバー、ましてやわざわざカードを作ることもないと思っていたら、なんとポイント還元されると言う事になりました。
給付金もマイナンバーカードがあると申請し易かったそうで、今後も何かと利点があるかもしれません。
それならば作ってみるかと、申請をしてみる事にしました。
申請方法は「スマートフォン」「パソコン」「郵送」「証明用写真機」そして「市町村の窓口」とあります。
その中で、手続きの簡易さと奇麗な写真撮影、これらを考えて、われわれ世代でもやりやすそうな「証明用写真機」を使った申請をしてきましたので、レポートします。
まずは身近の証明用写真機を気にしてみる
首都圏だからかもしれませんが、気にしてみると証明用写真機は、駅やスーパーと結構街中にあるものですね。
マイナンバーカードのサイトでは、2021年11月現在以下の4社から申請もできる証明用写真機が設置されているそうです。
少し前まではDNPさんだけでしたが、メーカーが増えたので見つけやすくなったのではないでしょうか。
サイトから設置先検索もありますので、調べてみると良いと思います。
私が使用したのはDNPさんの証明用写真機でした。
ポイントは、ボックスの右下のあるマイナンバー申請のステッカーです。
ステッカーが貼ってあれば、個人番号カード交付申請書を持って行くだけです。
画面に従って申請するだけ
中に入ったら、まずはスタート画面から「マイナンバーカード交付申請用」の「スタート」ボタンを押します。
ここで申請は3つに分かれます。
もちろん、証明写真で申請を選ぶのですが、各種申請のように写真をプリントして申請書を作成したり、写真をデータで受け取りスマホやパソコンからの申請も選択できます。
個人番号カード交付申請書が必要と出ますので、持参していたら「次へ」を押します。
申請の手順が出ますので、手順を理解したら「次へ」を押します。
個人情報の取り扱いについての説明が出ますので、読んで同意できたら「同意する」を押します。
利用規約により15歳以上かと聞かれますので、そうであれば「同意する」を押します。
QRコードの読み取りの説明がされます。
右上に赤いランプがともります。
そこにQRコードを近づけて、読み込ませます。
申請書IDを確認してくださいと、ナンバーが出ますので、確認し良ければ「はい」を押します。
再度、申請書IDの下7桁を確認されますので、確認し良ければ「はい」を押します。
料金を入れてくださいと出ますので、お金を入れます。
いよいよ撮影準備です。
奇麗な撮影ができることが証明用写真機を使う理由の一つですから、セッティングや後処理にはこだわりましょう。
撮影が終わると交付申請の内容確認をします。良ければ、「申請する」を押します。
写真も、まぁまぁでしょ?w
申請が終わると、外の受け取り口に交付申請確認証が排出されます。
受け取って終了です。
あくまでもDNPさんの証明用写真機での流れですが、他社さんも画面の作りとかは違うかもしれませんが、同じ流れだと思います。
800円の投資に見合う証明用写真機での申請
かかった時間は、画面撮影をしながらでも、5分くらいです。
ただ、私が使った場所は屋外の駅の構内だったので、それでもかなり暑かったです。
スマートフォンで自撮りしたり、誰かに撮ってもらえば、無料で申請できます。
自分でも、十分に出来るかなと思います。
ただ、800円は使いましたが、写真の質は満足です。
一昔前の証明用写真機と比較したら、とてもいい仕上がりです。
合わせて、申請もどなたにでも出来るように、簡単になっています。
5000円貰うのに800円の投資と思割れる方もいるでしょう。
しかし、長く使うカードですから、納得のいく写真が使われていると言うのは、私はそれなりに見合うかなと思います。
申請から約1カ月後に交付通知書が届くそうです。
間もなく届きますので、受け取りとポイントについては、改めてレポートします。
しかし、5000円分までポイントがもらえるのに「マイナポイント」って名前、どう思われますか?