その昔、秋葉原、と言うよりは末広町の駅の近くにバッタ屋があった。
そこには、英国の有名なメーカーのチャックのシャツが1980円で売っていた。
いくらなんでもと思ってみたら、それらしいタグもついている。
しかし、よく見たらそれは「blueberry」だった。
いわゆる、パチモンだ。
でも、常にタグを見せる訳でもない。
それを正規品と同じ値段で売るわけでもない。
本人が良ければ、それでいい世界だ。
このところ、Appleの製品はどんどん高価になっている。
特に周辺機器の価格は高く、本体を買うだけでも嘱託の財布は痛む。
ノイズキャンセリングや空間オーディオが備わった、AirPods Proは税別で27800円もする。
ノイズキャンセリングは他のイヤホンでも存在するが、空間オーディオはAirPods ProまたはAirPods Maxでなければ味わえない。
本体が高い上に、Apple Storeで売っているincaseの専用ケースは、税抜き3800円もする。
しかし、布基調のWoolenexは購買意欲をMaxくすぐる。
でも、出荷日は8〜10週間も先である。
そこで頼るのはAmazonのパチモノだ。
検索はヒットした。
キャンバス素材、悪くない。
要は同じ感じと言うことだ。
価格は1299円で、税込だ。
レートも4.3、Amazon’s Choiceにもなってる。
そして、明日届く。
早速、注文した。
到着した袋を開けると、結構ちゃんとした箱に入っている。
引き出しを引くと、こんな感じで収まっている。
本体に嵌めていくと、これがピッタリと装着できる。
パチモノの怖いところは、ここがしっくりこないことだが、安心する。
なかなかシックでいい感じだ。
裏側はこんな感じになっている。
ケースはカバーなしと同様に開く。
Lightningのところはプラスティックでカバーされている。
もちろん、背面での充電も可能だ。
上部も同じようにプラスティックが幅広くカバーしている。
色はこちらの方が選択肢は多いが、欲しかった紺系はなく、ダークグレーを選択したが、正解だったと思う。
incaseのカバーはもっと質感が良いのかもしれないが、これで十分満足できる。
難点を挙げれば、カラビナを使わないとフックが邪魔なところと、エアポッドストラップが付いているが、取り付けてケースにしまえる訳でもなく、あまり意味を感じないところがある。
AirPods Proの汚れや破損を防ぎ、さらにオシャレに見せるカバーとして、十分、このパチモンは行ける。