横浜駅西口に手打ちの美味しいラーメン屋さんがあるとの情報をもらったので、早速、「体験は取材」のモットーで行ってみました。
横浜駅西口を出てルミネの商店街を抜け高島屋の横を右に曲がり信号を渡り左に行くと、川沿いを歩くことになります。
反対側はビジネスホテルが並び、あっという間に西口の喧騒を離れたエリアになります。
右に曲がり橋を渡リます。
この先は、以前お邪魔したことのあるIT関連企業の保守サービス会社があったところで、見覚えのある景色です。
ボーリング場が終わるところにある路地を左に曲がり、少し行くと、マンションの反対側に場違いに人が並んでいるのが見えます。
目指す「維新商店」に到着です。
並びながら、外向けに貼られたメニューを見ます。
雨模様で少し涼しかったので、つけ麺ではなく「当店一番人気」の「特中華そば(味玉1個・肉3枚・ワンタン3個)」にすることにしました。
「麺類大盛無料」にも、甘えさせて貰う事は当然です。
食券を買い、席に着くと目の前にはやかんが置いてあります。
「そう言えば、ラグビーは以前、試合中に倒れても、魔法のやかんの水で復活してたな」等と思いながら、やかんの水を頂きます。
程よいタイミング出されたラーメンは、これまたちょっと懐かしい、昭和な一杯が現れました。
やっぱり、ラーメンには「なると」ですね。
丼のふちの赤いラインも、どこか昭和的です。
まずスープを飲むと、ベースは鶏柄の濃い目の正油味に背脂の甘味とその抑えの生姜の味が広がります。
なかなか絶妙なバランスです。
これは煮干味が合う感じだったなと少し後悔しました。
そして自家製麺のコシと麺の味がこのスープと良く合います。
焼豚はロース系のようです。
周囲が色濃く、仕上げに炙りを入れているのでしょうか?
濃い口のスープに浸り、柔らかさの中にもしっかりとした味があります。
ワンタンも肉の味付けが絶妙で、3個では物足りない感じです。
横浜の個店ラーメンと言えば「家系」のこってり系のイメージですが、昭和の伝統的醤油ラーメンをベースに進化させた「維新商店」、麺・スープ・具材のハーモニーが取れた、充実した一杯でした。
またお邪魔したいですね。
今度は煮干し味で!
維新商店
神奈川県横浜市西区北幸2-10-21 横浜太陽ビル1F
045-324-0767
月〜金 11:00〜15:00 18:00〜22:00(L.O.21:45)
土 11:00〜22:00(L.O.21:45)
日 11:00〜15:00(ランチ営業)