先週の土曜日、クレイジーケンバンドの結成20周年記念ライブが横浜赤レンガ倉庫でありました。
ゲストも交えて午後4時半から約3時間半のライブ、CKBのメンバーもお疲れ様でしたが、聴いてる方もさすがに腹が減ります。
フィナーレの後、約1万人の聴衆が赤れんが倉庫に放たれたので、倉庫内のお店は諦めて中華街へ向かいます。
少し涼しい浜風の中を歩きながら、「そうだ、熱いライブの余韻に浸るなら重慶飯店の坦々麺だ。」と行き先決定です。
「重慶飯店」は横浜に初めて四川料理を紹介した店だそうです。
そして、坦々麺は麻婆豆腐と共に重慶飯店の人気メニューです。
ホテルの1Fにある新館は、さすがにホテルのレストランで、活気がありながらも落ち着いた雰囲気と丁寧な対応に浸れます。
登場した坦々麺はかなり赤いスープで、第一印象では辛さだけが売りかなと思ってしまいそうですが、一口スープを飲むと、胡麻スープと辛みの調和の記憶が呼び戻され、二口・三口とレンゲが口元に運ばれてしまいます。
激辛とか山椒が効いて痺れる辛さと言う感じではありません。
胡麻スープに一番合う辛さの限界にしたらこうなったのだろうなと想像してしまう、上品な美味しい辛さです。
具は甜麺醤で炒めたミンチが、もやし・ニラ・キャベツの千切りにアクセントのザーサイが加えられて炒められた野菜炒めの上に乗せられています。
チンゲンサイはありませんが、刻みネギの緑が赤いスープに映えます。
噛み応えのある麺は、賛否があるようですが、僕はスープとよく合うこの麺が好きです。
ストレート麺がスープを携えて口の中に入ると、少しボソボソする感じの中に、麺の味とスープの味が混ざり合います。
スープ・具・麺のハーモニーを楽しむうちに、クレイジーケンバンドのホットなライブが身体の中に蘇ってきました。
そして、その火照りをさますが、杏仁豆腐。
みかんは缶詰ですが、キウイ・りんご・ライチー・ブルーベリーは生フルーツです。
そして、プチプッチとくるオレンジのゼリーボールのアクセントが、デザートの楽しみをアップしてくれます。
坦々麺と杏仁豆腐のセットが僕のお勧めです。
席を立つと、隣の席の方もCKBライブのリストバンドがありました。
お互いに気づいたので、無言でサインを送りました。
もちろん、「イ〜イネッ!」
重慶飯店 横浜中華街 新館
050-5868-8765
神奈川県横浜市中区山下町77 ローズ ホテル 横浜 1F
11:30~23:00(22:00ラストオーダー)
無休