高校の同級生達と上野の美術館を巡り、少し早いけど忘年会となりました。上野と言えば不忍池、不忍池と言えばハス、ハスと言えば蓮根。
と言う訳で、忘年会だけ合流も含めて7名で訪れたのが、あまちゃんの記憶も薄れたアメ横センタービルから上野四丁目交差点へ向かう道にある「れんこん」です。
古民家風の内装とあったのですが、通されたのは2軒隣の別館で、こちらはモダンな和風の個室でした。
意外と高いれんこんの栄養価
れんこんと言うと、あまり栄養成分とか効能よりも、あのコリコリとした食感の良さが先に来ます。何より根菜ですから、炭水化物です。でも、改めて調べてみると、意外な栄養成分が多く含まれていました。
それはビタミンC。しかも、ビタミンCは熱に弱い中、れんこんはデンプン質が多いため、加熱しても壊れにくいそうです。美肌効果はもちろん、この季節、風邪の予防効果も期待できます。
そして、カリウム。血圧を下げる効果があると言われてますね。
さらに、カルシウム・マグネシウム・リンなどのミネラルも豊富です。
植物繊維も多く含まれているのは、想像がつくところです。
僕的には、糖質はたかそうだけど、高血圧効果は嬉しいですね。
れんこんづくしコースでれんこんを楽しむ
いくつかコースのある中で、今回はれんこんづくしコースにしました。
飲み放題メニューはこんな感じです。
生ビールは入っていませんでしたが、サービスの吟醸酒は山形の出羽桜でした。
先付は蓮根カナッペと辛子蓮根
白いのは豆腐かと思ったらチーズでした。れんこんとチーズ、意外な相性の良さです。
辛子蓮根は自家製なのだそうですが、本場熊本に比べたら鼻にくる辛さはありませんでした。関東向けですかね?
続いて、デトックスサラダれんこんドレッシング。
大事な蓮根ドレッシングの写真がありませんが、さっぱり美味しいサラダでした。
蒸物はれんこんまんじゅう。
見た目も素敵な和食の蒸し物ですが、れんこんを摩り下ろしたまんじゅうと、上品な出汁がマッチしていて、楽しめました。
揚げ物はれんこん海老のはさみ揚げ。
れんこんのはさみ揚げはれんこん料理のエース級だと思います。れんこんの食感と擦った海老の食感と味のハーモニーが、塩の味付けにより広がります。ちなみに、奥に写っているのが出羽桜の吟醸です。
鍋物として、霧島豚とれんこんのしゃぶしゃぶ。
そして、メインの鍋です。霧島豚のロースもバラも美味しいです。
薄切りのれんこんと水菜が豚肉を引き立てます。
れんこんを鍋に入れるのもアリですね。
食事は、れんこん麺。
ここで意外だったのがれんこん麺。鍋に入れて〆と思っていたら、単体の麺でした。
でも、ここで冷たいさっぱりした麺、れんこん感は少なかったですけど、美味しかったです。
最後の甘味は、れんこん餅の冷ぜんざい。
そしてデザートはれんこん餅です。餅の方はれんこん感たっぷりで、小豆餡とよく合います。
れんこんがメインになると言うのは少ないのかもしれませんが、「れんこん」の美味しいれんこんづくしに会話も弾む夜でした。
ちなみに、このれんこんは茨城は霞ヶ浦産で、不忍池のものではありません。念の為w
お店情報 ご予約はこちらから
ジャンル:上野名物蓮根料理/個室
アクセス:JR上野駅 徒歩5分
住所:〒110-0005 東京都台東区上野4-9-1(地図)
姉妹店:天ぷら&フィッシュバル ころも
ネット予約:名物“蓮根料理” れんこんのコース一覧
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情報掲載日:2018年11月30日