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今週の行け麺 虎丸(南浦和)らーめん

東池袋大勝軒の系譜を紹介したが、首都圏でもう一つ有名な系譜と言えば、それは「二郎系」となる。
「二郎系」は「二郎」を名乗る店と、独自の店名になる「インスパイア系」に分かれている。
以前に、駒込のインスパイア系「あかつき」を紹介した。
今回は、地元と言って良い範疇にあるいくつかの二郎インスパイア系の一つ「虎丸」を紹介する。

二郎らしさと共に、工夫を感じるインスパイヤ系

旧浦和市には「浦和」と名のつく駅が8つあるのをご存知だろうか?
浦和市は、現在はさいたま市になり、4つの区に別れている。
県庁所在地でもある「浦和」に東・西・南・北・中・武蔵・美園がつく駅が存在する。
「虎丸」はその中の「南浦和」にある。
二郎系の証となる、黄色い看板が目印だ。

今回訪れた理由の一つは、麺の量が約3分の2のミニらーめんがあると言うことだったが、券売機の前に立つと「らーめん」を押してしまった。
トッピングは5種類、私は野菜・にんにく、そして初めてのたまねぎをお願いした。

コールを終えて出てきたラーメンは、たまねぎとにんにくがかなり主張している盛りだ。

初のたまねぎ、その辛さが二郎に合う。

麺は自家製の二郎麺だ。

虎丸の特徴は、肉が野菜の下にあり表に出ていない。
天地返しをすると、肉が2枚、いや2個現れる。

しっかり味が染みて食べ応えのある肉だ。
麺・肉・スープとしっかり二郎している中、ミニサイズの設定やたまねぎのトッピング、肉を野菜の下に置くなど、工夫もしている。

やはりミニサイズが最適?

前出の「あかつき」と比べたら、「虎丸」の方がオリジナルに近い。
それだけに食べた感がある。
結果、普通盛りでも食べられた。
でも、今度はミニらーめんにしよう。

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