大寒を乗り切る鍋巡り 鍋小屋2019

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美味しいお店紹介
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僕と同じ年代の中には、伊勢正三と大久保一久のデュオ「風」に影響を受けた人も少なくないと思いますが、その風のアルバム「海風」の中に「歴史と季節の国」という曲があります。当時、歌詞の内容もありますが、このタイトルにハッとしたのを覚えています。日本は四季を暮らしに携えながら歴史を重ねてきた事は、紛れもない事実だと思います。
日本の暦は二十四節気に分かれています。
単純に数学的作られた太陽暦のカレンダーよりも、さらに細かく季節に合わせて暦を作っていたのですね。大寒はその中でも最後の節気で、だいたい1月20日頃から立春までの15日間という事です。読んで字のごとく、1年で一番寒い季節となります。
実際の気温としては、1月26日から2月4日の間に最低気温を更新することが多いそうですが、この寒さを利用して、味噌や醤油・日本酒の仕込みを始めるそうです。また、この季節の卵は、鶏が寒さに対して栄養を蓄える為に餌を多く食べて産んだものなので、滋養が高いとされています。
そして、寒い時はやはり鍋ですね。仕込みを始める味噌や醤油ベースの鍋に、日本酒となれば、大寒も吹き飛ばすだけでなく、インフルエンザの予防にも良いかもしれません。
そんな大寒に相応しいイベントを、横浜赤煉瓦倉庫でやっていたので、早速行ってみました。

様々な鍋と日本酒が楽しめる鍋小屋2019

横浜赤煉瓦倉庫は赤煉瓦の倉庫が2棟立っていますが、その2棟の間に仮設テントを張り様々なイベントが行われています。
今回紹介するのは「鍋小屋2019」で、今回で4回目になるそうです。
テント前の野外に静岡おでんと甘味処の2店舗、テント内にはがっつり鍋を楽しむ「作る鍋」エリアと、すぐに食べられる「一杯鍋」が9店舗 あります。
また、オリジナルお猪口で13種類の日本酒から3杯がちょい飲み出来る「ちょい飲みセット(1,500円税込)」と、さらにおつまみの「ちょい鍋チケット」が3枚付いた「ちょい飲み・ちょい鍋セット(2,500円税込)」が用意されています。(共に1日数量限定)

赤煉瓦倉庫の間のスペースに白いテントが見えてきます。

まずは、テント前の静岡おでん大黒天に寄りました。

おでん盛り合わせ700円を買って、テント内に入ります。盛り合わせは、こんにゃく・大根・ちくわ・黒はんぺん・牛スジ・玉子です。静岡おでん独特のかつお節と青のりもかかっています。

「酒と鍋」の弾幕を見ながら「鍋小屋」の暖簾を潜ります。

両側に屋台風に店舗、通路には赤提灯が並ぶテント内はいい雰囲気です。一升瓶ケースに座布団の椅子が結構座りやすかったです。

今回の参加店舗の中では、一番身近に感じる「岩手遠野屋」へ行きます。

1月18日解禁の遠野ずなもビールゴールデンピルスナーとラム生姜鍋をゲット。

岩手の有名鍋ってこれなのかな?とも思いながらも、生姜が効いた洋風の鍋が美味しかったです。

続いては、やっぱりこれでしょうと秋田おおだて屋に行きます。

もちろん、目当てはきりたんぽ鍋。
実は食べるの初めてなんですが、大館が発祥の地なんですね。具材は全て直送とのことで、比内鶏で取られたスープは醤油とみりんの味付けのようです。具材は、比内鶏肉、キンカンも入ってます。結んだしらたきと、野菜はごぼう・まいたけ・ねぎ、緑はせりでしょうか?そしてきりたんぽ。きりたんぽは少しご飯粒の食感がありました。流石に、美味しいです。

さらに、おおだて屋にはセットメニューがあって、900円のきりたんぽ鍋と600円の地酒やビールなどをセットにして1480円と、20円も(?)お得です。
セットにできる中から、福島は会津の花春をチョイスしました。
僕は下戸なので同行の友人が飲みましたが、やや濃厚でおいしいお酒だそうです。

最後に、鉄板ダイニングだんらんにて、タルタルホタテフライを買いました。

これで500円は安いという感じですが、どうも変な感じ。

一口食べると、こんな感じです。これって???

今回は食べることはできませんでしたが、会場の一番奥には、鍋を作りながら食べれる「作る鍋」エリアがあります。
石狩鍋やあんこう鍋・牡蠣鍋の定番系から、激辛坦々豚スタミナ鍋やたっぷりチーズの鶏トマト鍋のオリジナル鍋があります。米崎蒸し牡蠣や北海道焼きホタテなどの一品料理もあります。ちなみに、こちらの焼きホタテは1個360円です。

「一杯鍋」では、比内地鶏のコラーゲンたっぷり濃厚白湯きのこ鍋の比内地鶏専門店なかむら屋。

横浜で1日300杯も売れるもつ煮込みの横浜もつ肉店。

鍋マルゲリータのソレラ。

具沢山渡り蟹の漁師鍋の海王丸。

黒胡椒豆乳鍋の初亀。

活き〆アンコウのつむぎ味噌鍋のあんこうと肉のつむぎ味噌鍋屋。

甘エビと魚介出汁かおる濃厚旨辛チゲの鍋千鳥。

そして、テント外に甘味処浅草梅園。
最後はここで和のスイーツもありですね。

一杯鍋をいろいろ買って地酒で楽しむも良し、作る鍋で〆のうどんや雑炊まで楽しむも良しの横浜赤煉瓦倉庫「鍋小屋2019」。1月27日まで、平日は12:00〜21:30、土日は11:00〜21:30(どちらもラストオーダーは21:00)の開催です。

倉庫前では、特設アイススケート場も営業しています。
スケートして鍋もいいかもしれませんね。

鍋の後は、マリンシャトルで横浜港遊覧なんて言うのもありです。

いろいろ楽しめる横浜赤煉瓦倉庫、この週末に如何ですか?

横浜赤煉瓦倉庫のサイトはこちら

鍋小屋2019のサイトはこちら

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