夏の暑さにつけ麺・冷し中華を紹介してきましたが、涼を届けてくれる麺で忘れてはならないのが、日本蕎麦です。
和の麺としてはそうめんや冷麦もありますが、店で食べるとなると、やはり日本蕎麦になるのではないでしょうか?
かつてオフィスのあった日本橋エリアには、おいしい蕎麦屋が多くあり、それらをご紹介したいところですが、今週は今のオフィスの近く芝公園の人気店、その名も「ざるそば屋」を紹介します。
最近知ったのですが、品川に「粋貫庵 彰利(イキヌキアン ショウリ)」と言うお店が本店になるのだそうです。
本店は宴会もできるお店のようですが、芝公園の「ざるそば屋」はカウンター中心で奥に少しテーブル席のある、ラーメン店のようなお店です。
店に入ると壁には「ざるそば屋 7つの心得」が掲げられています。
・そば粉は石臼で挽いとりやす。
・キンと冷えた旨い水で〆とりやす。
・全て自家製でごぜぇやす。
・枕崎産の良質な鰹節を使っとりやす。
・安心安全な食材のみを使っとります。
・アツアツできたてを提供しやす。
・腹いっぺいになって頂きやす。
店の中で確認できるのは、2番と6番と7番。
特に腹いっぱいは、普通盛りで約500gと言う量ですから、間違いありません。
普通が500gと言うのは、僕の知る限り日本橋堀留町の「堀留屋」の600gに次ぐものかと思います。
そして、大盛りはなんと1kg!
しかも、プラス100円と言うのはすごいです。
「堀留屋」も申し出れば1kgの提供はあるでしょうが、メニュー表示上は確か「多め」で800gが最大ですから、多分匹敵できるのは、同じく日本橋本町の「更科」の大大盛り位でしょうか?
今日は「鶏ざる赤」を注文。
黒は普通のつけ汁ですが、赤は少しピリ辛になります。
つけ汁は温かく、揚げ玉が浮いています。
「堀留屋」程の大きさではありませんが、普通の鶏の唐揚げ大の肉がゴロゴロと入っています。
卵の黄身も入っていて、狙っているのかどうか、親子つけ汁になっているのも嬉しいです。
肝心の蕎麦も十分に香りも感じられ、温かい汁につけるとさっと広がり、のど越しもさわやかです。
盛りを見ると多いなと思った蕎麦もあっという間に食べられてしまいます。
涼を感じながら、鶏と卵の栄養と蕎麦をピリ辛で食べられる「ざるそば屋」の「鶏ざる赤」。
夏バテ防止に最適です。
ざるそば屋
東京都港区芝2-10-8
03-5418-6773
月〜土 11:00〜15:00
休:日曜・祝日
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