今夜は3位決定戦、その前に今大会話題のVARについて振り返る

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ワールドカップもいよいよ今夜、3位決定戦が行われます。

ベルギーとイングランドはグループリーグでも顔を合わせています。
この時は1−0でベルギーが勝利しましたが、両国ともにメンバーを落としていて、ベルギーのルカク、イングランドのケインも出ていませんでした。
この二人は、現在はケインが6点、ルカクが4点で、大会得点王が掛かっています。
決勝戦を戦うフランスのエムバペとグリーズマンが3点で続いてますが、実際上はこの二人でしょう。

3位決定戦、試合結果と共に、得点王争いも楽しみです。


細かい運用方法がよく分からないVAR

今大会の話題の一つにVAR(ビデオアシスタントレフェリー)制度の大会初使用があります。
何度も使用する場面がありましたが、運用を含めて、いまひとつ分からない点があります。
例えば、もし、日本対ベルギー戦のあの決勝点を奪われる前のコーナーキック時にファールがあったとしてレフェリーが笛を吹かなかったら、きっとVAR判定の合図が出る前のベルギーのゴールは決まっていたと思います。
10秒そこそこでしたからね。そこでVAR判定でPK宣告と言ったら、やはりプレーは引き戻されるので、日本にPK、ベルギーのゴールは無しの判定になるんでしょう。
もしそうなったら、試合は大混乱になったと思います。
大会前に調べたんですけど、その辺りの運用はあまりわかりませんでした。
アディッショナルタイムへの追加も、どこを起点にするのか不明でした。
検索してすっと出てこないと言うのは、課題かなと思います。


VAR判定は予選突破に影響はなかった?

大会前半はVAR判定が目立ちました。
1次リーグ48試合でのチェック対象は335件あったそうで、主審確認が17件うち14件で判定が覆りました。
色々ありましたが、スペインの検証では順位の変動こそあれ、1次リーグの結果に影響は無かったとの記事がありました。

とは言うものの、コロンビア対セネガル戦では、前半19分にセネガルのPKがVAR判定で取り消しにされました。
もし判定通りだったら、パス回しどころでは無かったことになります。
ただ、前半19分にセネガル先行となってからの、日本代表の対応を見てみたかったです。
スペインにとって、どうでもよかったH組かもしれませんが、VAR判定が結果に影響したと言えます。

ダイビングがバレたネイマール



そして、VAR判定はPKのシミュレーションをも解明しました。

特にその名を落としたのはネイマールでしょう。
更に、ベスト16のメキシコ戦まででネイマールが倒れていた時間は14分もあったと言う統計もあります。
サイドライン沿いで派手に転がったシーンがありましたが、スペインの少年サッカースクールで、コーチが「ネイマール!」と声をかけると、みんながピッチに倒れて転がりだす風景も伝えられていました。
日本ではブラジルのエースと言うことで、ネイマールをスターとして報道していましたが、メッシやC.ロナウドとの差が明らかになったかなと思います。

VAR判定、意外なところでも効果を表したと思います。

さて、このVAR判定、統計はないのですが、決勝トーナメントになったらかなり頻度が減った気もします。
選手達も慣れたのかもしれないですね。

VARシステムを使うことは良い面もかなり見られましたが、本来、判定をしなくてはならないレフェリーが、怪しいシーンはVARに頼ってしまうようになってはならないと思います。

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