今週の行け麺 百花亭(錦糸町) 冷やし中華

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今週の行け麺!
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街中の中華料理店は大きく二つに分類できる。
中華料理に魅了された日本人の方が修行を重ねられて続けてきた店、そして、本場中国からやって来られた店だ。
前者を日式、後者を大陸式と呼ばれている。
後者にはごく少数ではあるが、台湾式も存在する。
どちらも日本人の舌に合うように、改良を続け今の位置にある。
同じ中華料理ではあるが、日式と大陸式の違いを感じることができるポイント幾つかがある。
今日は、錦糸町の片隅にある日式中華「百花亭」の冷やし中華を紹介する。

見た目から涼しさを感じる日式の冷やし中華

中華料理を表す言葉に、「中国3000年の味」と言うのがある。
しかし、冷やし中華は日本で生まれたものだ。
夏場は暖かい麺の売り上げが落ちるので、それを補うためだった。
百花亭の冷やし中華も、焼豚・錦糸卵・カニカマ・胡瓜・トマト・ワカメの具材がのり、頂上には刻み海苔が掛けられている。


この具材が細く均一に切られているのは、日式の証だ。
その具材を中心に向けて盛る姿は、まるで富士山のようである。
唯一大きめに切られたトマトの赤が、夏らしさを呼ぶ。
刻み海苔はざるそばを意識したものだろう。

日式中華の魂を感じる

麺はやや太麺。
もちろん、冷水でしっかり締められている。

焼豚も美味しい。
カニカマが本物の蟹だったら嬉しいが、財布には厳しくなってしまう。

そして食べ進むと異変を感じる。
醤油と酢の代表的なかけ汁で食べていたのだが、中に胡麻だれが仕込んであるのだ。


一食で二度美味しい。
このちょっとしたハプニングに、日式中華の魂を感じる。

五目蕎麦も美味しい

百花亭のウリは五目そばのようだ。
夏でも、注文の五目そば率は高い。


豚こま肉に片栗粉を塗して炒めるなどの小技は、きちんと施されている。
麺は太麺と細麺を選択できる。
私の好みは太麺だ。


このキメの細かさも、日式中華の魂だ。
具材の餡が溶けたスープが、これまた絶品である。

日式中華は絶メシ系?

百花亭は大将一人が鍋を振っている。
後継者はいないと思われる、いわゆる絶メシだ。
大陸式はどんどんとコックが送り込まれて来るが、日式の後継者は少ない。
日式中華は絶滅危惧種と言えるかもしれない。
幼き日に刷り込まれたイメージは、日式は日々の店、大陸式は年に一回あれば良い御馳走だった。
そんな街のラーメン屋を、大事にしていきたいと思う。
いつか、ゆっくりと別のメニューも試してみたい百花亭だ。

百花亭
ジャンル:中華料理
アクセス:JR総武本線(東京-銚子)錦糸町駅北口 徒歩3分
住所:〒130-0013 東京都墨田区錦糸2-6-11(地図
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情報掲載日:2020年8月31日

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