付録って心を揺さぶりますね。
私たちの世代には、月刊漫画誌だった「少年」や「少年画報」に付いている「鉄人28号」の別冊とか、紙を張り合わせて工作するような付録が楽しみでした。
それがグレードアップしたのが、「科学」と「学習」、特に「科学」の付録は勉強机がまるで理科の実験室のようになった記憶があります。
学研「科学の付録ギャラリー」
そんな雑誌の付録が、いつ頃からか大人向けに復活していますね。
しかもかなりグレードアップしていています。
私も前回ご紹介した「メスティンに収まるまな板」以来、気になって書店を覗くようになりました。
そして今回見つけたのが、アウトドア雑誌「BE-PAL」のこの「オリジナルマルチツール」です。
「BE-PAL」と「CHUMS」のコラボブランドになっています。
「CHUMS」と言えば、ブービーバードがマスコットのアウトドア用品のメーカーですが、ロゴだけなのはちょっと寂しいですね。
今でこそ「マルチツール」などと洒落た名前が付きますが、今から半世紀前、私がボーイスカウトになった頃「五徳ナイフ」と言う折りたたみのナイフを買いました。
ナイフにフォークにスプーン、缶切りに栓抜きだったと思います。
真ん中で二つに分かれるので、ナイフとフォークと言う使い方もできました。
検索したら、今でもありますね。
その後、この手のマルチツールで流行ったのがスイスのVictorinoxです。
パソコンの修理などにも使えるツールが収まったものを持っていました。
そして、この付録のマルチツールにも11の機能がコンパクトに収まっています。
この機能たちを全部使うかと言うと疑問ですが、確かにキャンプの時の備えにはなりますね。
更に、折り畳む時に一度この隙間のできた状態になって、グッと一つに畳み込みます。
この一動作に愛着が湧きますね!
キャンプに便利と謳っていますが、早速、カバンに入れています。
そして、来月号は「コールマン」のブランケットが付録です。
本誌を合わせて1000円、書店では消費税の計算の関係でしょうか、999円でした。
もはや、雑誌が付録の感もありますが、記事のスキレットのレシピは参考になりました。
どうやら、人気が出そうな付録はフリマに高値で出す人が仕入れるようなので、このマルチツールが欲しいなと言う方は、お早めのお買い求めをお勧めします。
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