昔からよく参考にさせていただいてるサイト「ネタフル」さんで紹介されていた「ジンギスカンゆきだるま両国部屋」がかなり気になったので、高校時代の仲間とのプチ同窓会で利用してみました。
何よりも惹かれたのは、アイスランドシープが4,980円で食べ放題・飲み放題の上、〆のつけ麺も付いているところです。
アイスランドシープ、アイスランド産の羊ですが、これは北浦和のジンギスカン「十勝平野」で経験させていただいてます。
臭みもなくとても美味しい肉ですが、十勝平野のマスターから教わった話では、羊の脂は融点が60度と高く、体内では溶けないと言うことで、U61のメンバーでも安心して食べられるヘルシーな肉ということになります。
本来なら「十勝平野」へ行きたいところですが、さすがに東京都目黒区にある高校の同窓メンバーが北浦和に集合するのは厳しいので、都内で食べられる「ゆきだるま」をマークしていたのです。
両国駅東口を出ると目の前に「横綱横丁」があります。
全然気にせずに設定した日程でしたが、ちょうど国技館では秋場所が開かれています。横綱3人が休場しているので消灯しているのかはわかりませんが、横丁そのものは賑わっていました。
しばらく進むと右側に「ジンギスカンゆきだるま中野部屋一門両国部屋」
の看板がありました。
階段を2階に上がると右側にお店があります。
お店に入るとテーブルが縦に並んでいてそのシンプルな感じが、相撲部屋の食堂の雰囲気を出しています。
テーブルの上にはタレや塩と一緒に紙エプロンが用意されていました。
また、荷物を入れるビニール袋もありますが、僕たちは戸棚の横の席だったので、戸棚にしまわせてもらえました。
さすが、力士の手際良さを感じます。
お願いしたコースは、アイスランドシープと味付きジンギスカンに野菜・キムチ・ライス・〆のつけ麺・メロンシャーベット(1人1個)に飲み放題がついて、120分4,980円の横綱コース。
味付きジンギスカンが無く、90分4,480円の大関コースもあります。
内容もさることながら、2時間でも話は納まりそうもないので、横綱コースにしました。
もやしや玉ねぎが周りに乗った鍋が出てきます。
脂身で鍋に油を敷き、ノーマルから焼いてくださいと言うお姉さんのアドバイス通りに肉を乗せて行きます。
ネタフルさんでは塩がオススメでしたが、最初はタレでいきましたが、アイスランドシープは美味しい。
そして塩を試すと、さらに美味しい。
味付きジンギスカンも美味しいのだけど、U61の我々にはアイスランドシープのシンプルさが人気で、以後のお代わりは全てアイスランドシープでした。
味の切り替えにキムチは嬉しいですね。
結局ライスは誰も頼まずで、〆のつけ麺へ移行します。
このつけ麺、かなり前に札幌で見つけたヤマダモンゴルと言うジンギスカンで体験しました。
ほうじ茶でこれまでの肉汁が混ざったタレを割ってネギを入れてつけタレにします。
ここは同じでした。
違いは、ヤマダモンゴルの時はコンロの上で麺を茹でましたが、ゆきだるまでは茹でたものが出てきます。
追加麺ができるかどうかはわかりませんが、茹で時間は待つことになります。
茹でた湯の中から麺を掬い、タレで食べるこのつけ麺は、シンプルですけど〆にぴったりです。
メロンシャーベットは別腹。
飲み放題も、ビール・サワー・ハイボール・焼酎・日本酒・梅酒・ソフトドリンクとメニューが豊富です。
ゆきだるまサワーというお店の名前がついたサワーがありますが、ヤクルトと言うかマミー系で割ったものなので、お好きな方にしたほうがいいかもしれません。
120分、肉などの出もドリンクの出もほとんどストレスなく出てきます。
さすが、ドスコイ精神ですね。
思い出話と今の話が折り重なって、あっという間の2時間が過ぎ、心もお腹も大満足で両国部屋を後にしました。
「ゆきだるま」の親方は元幕内の若孜(わかつとむ)で、松ヶ根部屋です。
現役時代のことは全く知りませんが、以前、松ヶ根部屋の近くに住んでいたので、見たことがあるのかもしれません。
モンゴル出身の力士の方が始めたのかなと思いましたが、ジンギスカンはどうやら満州が起源のようですね。
とにかく仲間とワイワイ、肉焼いて!食って!飲んで!と言うのにオススメな「ジンギスカンゆきだるま両国部屋」です。
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