「野宮真貴、ホリデー渋谷系を歌う」と共に僕の渋谷を振り返った

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僕が大学生の頃、つまりアバウトに40年前ですけど、渋谷の街はもっと小さかった。
例えば、公園通りにあるパルコの裏、その後スペイン坂と呼ばれる坂の上あたりはラブホテルがいくつかありました。
東急本店の裏から道玄坂に抜ける円山町には、今もその名残がありますがラブホテル街でしたし、西武デパートのA館B館の間の道も、その先の二股になるところにトルコ風呂がありました。
道玄坂もミドリヤの先にはストリップ劇場がありました。
そう、人通りが少なくなるところに、各種性風俗産業が存在し、それが街の外れを表していました。
そして、その先は、松濤などの高級住宅街だったのです。
80年近くに東急ハンズが出来て、坂を降りて右に行ったところ、先ほどのトルコ風呂の先に輸入レコード専門店のタワーレコードが出来ました。
当時の輸入レコード店の立地はそんな場所でした。

それからバブルの10年を迎え、あっという間に渋谷の街は拡大し、その風俗産業の一線を飲み込んで拡がっていきました。
タワーレコードより先にあるお洒落なカフェバーで、「渋谷も昔は良かったよ、街がもっと小さくてさ」なんてセリフを、煙草を燻らせながらショーケンや優作を気取って吹いてた頃です。
僕はすっかり渋谷から離れていて、東急ハンズのすぐ後に出来たけど、俗すぎて見向きもしなかった109は、すっかりファンション発信基地と言われるようになっていました。

そのような時代に「渋谷系」と言う音楽ジャンルが誕生しました。
ピチカートファイブやオリジナルラブと言った面々です。
洋楽に憧れながらも、大瀧詠一・山下達郎などナイヤガラ系の日本のポップマニアをリスペクトして音楽を育んできた世代のミュージシャン達が作り上げたジャンルです。
109に90年に出店したHMV渋谷店が、邦楽コーナーで彼らを押した事が「渋谷系」の始まりと言われています。
まさに、発信基地だったんです。
さらに、1987年に放送を開始したFM局J-waveが、洋楽中心の選曲で放送する中に「渋谷系」の楽曲を取り上げるようになり、多くの人の耳に届くようになりました。

そんな僕に再び「渋谷系」を思い起こさせてくれたのが、フジテレビのドラマ「続・最後から二番目の恋」でした。
第4話のラストに、小泉今日子演じる主人公の一人吉野千秋が友人の水野祥子(渡辺真起子)、荒木啓子(森口博子)と飲み会をライブハウスでするシーンで、小泉今日子と中井貴一が唄う横山剣作の劇中歌「T字路」を、本人の横山剣が素敵な女性とが唄っていたんです。
あの女性は誰だ?
今は検索すればすぐに答えは見つかります。
元ピチカートファイブのボーカル野宮真貴さんだったんです。

それも、原曲とはアレンジも変えて、ちょっとジャジーにしっかり「渋谷系」させていました。
僕の中では忘れられた存在だった「野宮真貴」の完全復活です。

昔ならレコード店、いやCDショップに走るところですが、これも今の世ではApple Musicで検索をすれば、毎月のお支払いでダウンロードできます。
「野宮真貴 渋谷系を歌う」と言うタイトルのアルバムが何枚かダウンロードできました。

ドラマ出演は2014年でしたが、2013年からビルボードで毎年ライブをされているそうです。
目標は「還暦をビルボードで歌う」。
1960年生まれの野宮さん、2020年までは続けられると言う事ですね。

そして、ついに今年のビルボードライブに行くことができました。
題して、「野宮真貴、ホリデー渋谷系を歌う」。

10月にリリースされた同じ題名のアルバムの曲を中心に、クリスマスソングを聴かせてくれました。

昨年は横山剣さんがゲストで出られていて、このアルバムに収録されている「おもて寒いよね」と言う曲でデュエットをしていたので、登場があるかなと期待していましたが、ひと足早いクリスマスカードと歌声だけ出演がありました。

全体にしっとり聴かせる大人の女性のライブ、ビルボードで聴くのに最適な雰囲気でしたが、ラストのピチカートファイブメドレーの中での「東京は夜の7時」では、ビルボード東京を総立ちにさせてしまう「野宮真貴」そのものでした。

還暦まであと3回、しっかりお付き合いしたいと思います。

ステージに登場した時に写メのサービスがありました。

ン〜〜〜〜〜真貴ちゃん♡

野宮真貴さんのおしゃれの秘訣のエッセイ、素敵な女性にお勧めです!

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