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国内サッカーは開幕に向けて合宿の真っ最中ですが、この1週間、ワールドカップアジア最終予選が行われます。
1月27日に中国代表と、2月1日にサウジアラビア代表が埼玉スタジアムで行われます。
「負けられない」ではなく、「勝たなくてはいけない」試合の続く日本代表ですが、試合前にこれまでのおさらいと、今回のメンバーを見ておきましょう。
日本代表の現在地点を確認する
まずは、日本代表の現在地点を確認しましょう。
アジア最終予選は12カ国が進出、6カ国ずつに分かれてホーム&アウエーの総当りで10試合を戦います。
両グループ、上位2位まではストレートで本戦に出場します。
3位同士はプレーオフを闘い勝った国が、南米の5位と出場権をかけて大陸間プレーオフを戦います。
日本はアジア最終予選のB組に属していて、現在各国6試合を終了し、日本は2位に位置しています。
A組はイランと韓国がかなり有利に進めていて、7節での突破が決定する可能性もあります。
一方、3位争いは熾烈ですが、プレーオフはA組有利となりそうですね。
今回は、7節と8節、ホームで中国とサウジアラビアの2連戦です。
このところの中国上海の最高気温は8℃位でさいたま市との差はありませんが、サウジアラビアのリヤドは最高気温24℃位で、日本との対戦前はオマーンのマスカットは27℃くらいなので、日本の冬は堪えると思います。
センターバックはどうなる?
今回の代表メンバーは以下の表の通りです。
今回のメンバー選考には、負傷中の吉田麻也選手・古橋亨梧選手・三笘薫選手・室屋成選手・谷晃手が、あらかじめ選外とならざるを得ない状況でした。
さらに、冨安健洋選手が23日に怪我で離脱となり、名古屋グランパスの中谷進之介選手が召集されています。
センターバックのキャプテン吉田選手と今や守備の要の冨安選手、前回シリーズで救世主となった三笘選手の離脱は、かなり影響がありそうです。
しかし、前回外れた久保建英選手と堂安律選手が復帰してきましたので、三笘選手とは別のキャラクターとはいえ、違いを作れる選手も揃いました。
センターバックには、元川崎フロンターレコンビの谷口彰悟選手と板倉滉選手の起用となるのでしょうか?
あるいは、国内合宿で合わせてきた、谷口選手と中谷選手と言う手もあるかと思います。
GKには権田修一選手、サイドバックに酒井宏樹選手と長友佑都選手となれば、思わぬところで合宿の効果が出そうです。
アンカーに遠藤航選手、その前に田中碧選手と守田英正選手、フォワードは右に伊東純也選手、左に南野拓実、トップに大迫勇也選手と言う、このところのレギュラーメンバーで臨むと予想しています。
個人的には、換えてほしいなと思うところもありますが、森保監督は冒険しないと思います。
それだけに、交代がうまく変化をつけてくれることいを期待します。
連勝が必須なのは変わらない
今回はコロナ禍のW杯予選となり、インターナショナルウィークを連続で使っての開催となりました。
メンバーの7割が海外組となった構成の中、試合をする為だけに招集されるという状況では、新しい試みもし難い状況だと思います。
これまでなら予選の合間にも国際試合が組まれ、連携を高めたり新戦力を試したりもできましたが、今回はそれができません。しかし、相手は合宿をして試合に臨んでくる事も多くあります。
今回も、中国は新監督の元、1月13日から52人の選手を招集して合宿を行い、20選手に絞って来日したそうです。
そこに帰化した選手が合流するのですが、内容はわかりませんが、準備自体は中国の方が良さそうな感じがします。
そうした中での闘いで、ホームでオマーンに負けたのは想定外だったと思いますが、現時点で2位にいるので、最低限の結果は出しているとも言えます。
ワールドカップ出場も、オーストラリア戦まで3連勝、またはオーストラリアに引き分けで残りを全勝すれば果たせる状況です。
しかし、このホーム2連戦も連勝の崖っぷちにいる事は変わりはありません。
ホームの対戦は地上波テレビ朝日で放送されます。
ワールドカップに向けて、サッカー日本代表を応援しましょう!
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