死ぬまで聴くぞ! 僕的日本のAOR選

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このところ、平成最後のと言うキャッチフレーズをよく聞きます。
2018年大晦日、NHKで放送される紅白歌合戦も、平成最後の紅白と言う言葉が多く使われました。
紅白を引退した北島三郎さんが復活したり、サザンオールスターズが35年ぶりにNHKホールで演奏すると言う事が話題になっていました。
その中で、異彩を放ったのがユーミンこと松任谷由実さんでした。

ユーミンだけでなく、凄かったバックミュージシャン達

7年ぶりの登場と言う事でしたが、事前に「私が好きなユーミンのうた」を大募集され、事前に発表された曲名も「私が好きなユーミンのうた〜紅白スペシャル〜」とされていました。ユーミンが紹介されると、そのシーンは教会を思わせるような、見るからに別撮りのセットの中での「ひこうき雲」でした。ちなみに募集結果では5位の曲です。歌い終わるとセットを早足で抜け出して行きます。
そして、「やさしさに包まれたなら」のイントロが流れる中、ユーミンはNHKホールのステージに登場しました。
しかも、「よかったら一緒に歌ってね」と客席に声を掛けて、出だしの歌詞が歌えませんでした。
思わぬところで、生歌をアピール⁉︎
そして、僕の目はバックバンドに行くのでした。

まず、目に入ったのがギターの鈴木茂さん。更に、キーボードは「ひこうき雲」でもピアノを弾いていた武部聡志さんと共に、ユーミンのご主人の松任谷正隆さん。多分、ドラムスは林立夫さんだろうなと思われ、ベースは細野晴臣さんではないので、小原礼さんかなと。そして、もう一人のギターは遠山哲夫さん。武部さんと遠山さんは、コーラスの方々を含めて、ユーミンのツアーのメンバーです。
ユーミンが「ひこうき雲」や「やさしさに包まれたなら」をテイクした頃は、松任谷正隆・細野晴臣・鈴木茂・林立夫のキャラメル・ママ(ティンパンアレイ)が、バックの中心でした。小原礼さんも7枚目のアルバム「OLIVE」からクレジットされています。
こんなバックミュージシャンと共にユーミンを、そう、まだ荒井由実だった頃の、昭和のユーミンを聴けるとは思いませんでした。

改めて理解した「AOR」とは

音楽のジャンルに、「AOR」があります。
1980年代、日本はバブル期を迎えた頃です。観葉植物が置かれ、天井で回る扇風機に29インチくらいの大型テレビが吊るされている六本木のカフェバー辺りで流れていた音楽、Adult Oriented Rockと言われたジャンルです。
70年代後半に出会った「Steely Dan」、元々はロックバンドだったのですが、最終的に残ったドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人が、一流ミュージシャンを使い完成度の高い音楽を作成するユニットに変化する最中で出会いました。それにより、誰がバックミュージシャンなのか?誰がプロデューサーなのか?と言う事を気にする聴き方になりました。
この当時、「Black Contemporary」や「Fusion」と共に「AOR」と、そこに傾倒した日本人ミュージシャンを愛聴していました。
大体、この辺りの音楽のきちんとした定義は無かったのですが、ある時、僕の中で好きな音楽の分野をはっきりと位置づける事ができました。
それは、日本ではAdult Oriented Rock=大人志向のロックと言われていた「AOR」が、アメリカではAlbum Oriented Rock=アルバム志向のロックとして使われていると言う記事でした。Wikipediaによると、「シングルチャートを意識したものではなく、アルバム全体としての完成度を重視したスタイル」とあります。
正にこれです。僕はAlbum Oriented と言う意味で「AOR」好きでずっと来ていたんだなと思います。紅白のユーミンに大きな感動を覚えたのも、こうした理由からでした。
一人の素晴らしい才能、そしてその才能の花を色を艶やかに咲かせる最高の音楽職人達、これこそが「AOR」です。

新企画「死ぬまで聴くぞ!」

前置きが長くなりましたが、そんな僕が「死ぬまで聴くぞ!」と言う「AOR」の名盤を、僕の選りすぐりで紹介して行きたいと思います。それも、基本、日本人で紹介して行きます。
洋楽に憧れ、でも、洋楽にはなりきれない日本人としての壁、日本語という言葉、それらを超えて表現をしていく同胞達にこそ、一番に敬意を評したいからです。

この流れですから、第一回はユーミンですね。
いきなり、この1枚と言うアルバムを選ぶのが難しいアーティストですが、流れから行けば初期ですね。
皆さんのベストアルバムなど、教えていただけたらいただけたら幸いです。

では、そろそろゆっくりとユーミンのアルバムを聴きたいと思います。
次回をお楽しみに。




Steely Danの代表作と言えば、この「AJA」。ジャケットの女性は日本人モデルの山口小夜子さん。

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